短期目標
・体温の変化に気づき、症状を的確に伝えることができる
・体温異常時に適切な処置や対処を受け入れることができる
・寒暖差や環境に応じた衣服調整ができる
・家族や支援者と協力して体調を管理することができる
長期目標
・安定した体温を維持しながら日常生活を送ることができる
・体温異常の兆候を早期に認識し、自己管理できる
・体温変化の背景となる疾患や環境因子に配慮した生活ができる
・再発予防を意識した健康管理を継続することができる
O-P
・体温の推移と発熱・低体温のパターン
・発汗、悪寒、戦慄、顔色などの全身状態
・バイタルサイン(脈拍、呼吸数、血圧)との関連
・水分摂取量と脱水徴候の有無
・発熱の随伴症状(頭痛、嘔気、発赤、疼痛など)
・冷房・暖房・衣類などの環境因子
・感染症・炎症・悪性腫瘍などの基礎疾患の有無
T-P
・体温測定の定時実施と記録
・冷罨法・温罨法、解熱薬など医師指示による対応
・水分・電解質補給の管理
・必要に応じて換気や加湿などの環境調整
・高熱・悪寒時の体位調整や安楽ケアの実施
・衣類や寝具の調整による体温調節の支援
・感染症や炎症反応に対する観察と医師連携
E-P
・発熱・低体温時の対処法と生活上の注意点を説明
・発汗・脱水に伴う水分補給の重要性を指導
・衣服・室温など生活環境の整え方を共有
・発熱時の冷却方法、安静の取り方などを具体的に助言
・感染予防や手洗いなど、発熱要因への予防策を提案
・高齢者や基礎疾患のある人の体温調整リスクを説明
・体温変化と服薬・疾患管理との関係をわかりやすく解説
O-P(観察・評価)の背景と根拠
・体温測定は中枢性または末梢性の体温調節機能の異常を捉える基本であり、日内変動や外的要因を考慮した定時測定が必要である
・発汗、悪寒、皮膚の紅潮や冷感などの身体反応は、体温調節機構の過剰または不足を示すため、全身状態の観察に含めるべきである
・意識レベル、脈拍、呼吸数の変化は、発熱や低体温に伴う全身的影響の指標であり、重症度判断に役立つ
T-P(ケア・処置)の背景と根拠
・衣類や寝具の調整、保温・冷却の介入は、外部環境との適応を補い、身体の恒常性維持を支援する基本的な手段である
・解熱薬や保温処置などの医療的介入は、体温異常が全身状態へ悪影響を与える前に早期に調整を図る目的がある
・感染兆候の有無や脱水、代謝異常などを同時に管理することで、体温変動の背景にある病態を見逃さずに対応できる
E-P(教育・指導)の背景と根拠
・体温測定の習慣化と異常時の受診判断に関する指導は、自己管理力を高め、発熱や低体温の重症化を予防する
・高齢者、乳幼児、神経疾患患者など体温調節が不安定な集団では、室温管理や脱水予防といった生活環境調整の理解が必要である
・感染症や炎症性疾患の既往がある患者には、再発リスクと体温モニタリングの重要性を関連付けて説明することが効果的である
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